技術紹介
熱発生設備(産業用ボイラー焼却炉熱併合発電所製鉄所火力発電所等)から排出する高温の排気ガスを低温高効率凝縮型廃棄熱回収熱交換システムを適用し、20℃以下の冷水を給水加熱し、暖房給湯補給水及び農業養殖用等に使用する。 排気ガスは50℃以下に排出し、SOX粉塵水蒸気などは熱交換システムで凝縮(結露水)除去効果で大気汚染物質や白煙が低減される環境にやさしい廃エネルギーリサイクル技術。
■ 硫黄酸化物(Sox)比率の低減
熱交換器内の水分凝縮亜硫酸ガス物質の伝達
排ガス中の硫黄は酸素と反応して亜硫酸ガスになった後、水分に吸収されて硫酸になります。
したがって、排ガスの出口の硫黄酸化物(Sox)比率の低減が可能になります。
このような反応は、熱交換器内の反応の雰囲気に応じて反応速度が決定されます。
■ 白煙 低減
チューブ管群熱交換器配列による凝縮熱伝達関係式
発電所の焼却炉、熱併合などの排ガス中に含まれる粒子状物質、亜硫酸ガス、その他の有害物質等は、廃棄熱回収熱交換システムの凝縮水に吸収・付着し、最終排出ガスに含まれる水分量の絶対的な削減ができます。
さらに、最終出口の排ガスの温度を50℃以下で排出して含有された絶対水分量も減らして冬の白煙現象を減少させます。
■ 粒子状物質の含有量を大幅に減少
排ガス中のほこりは燃料と運転条件に応じて様々な大きさに分かれます。
排ガスに含まれた発生ほこりは水分凝縮熱交換器システム内の発生水分に付着して除去され、粒子状物質の含有量が大幅に減少します。
熱交換器の水分凝縮表面に粒子状物質の付着現象及び除去過程
LUSIA ESCO CO., LTD.
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